はり治療

    

鍼を刺すことで、なぜ痛みが取れたり体調が良くなるのでしょうか。

    

薬とは違い、自分の治癒力・免疫力によって「内側から治ってもらう」こと、これが鍼治療の基本的な考え方です。

    

本来、身体には自分で自分を治せる力「自然治癒力」が備わっています。
身体に「異常」が起きると、そこから「ここ、なんだかおかしいぞ!」と指令が出ます。それを受けて白血球やリンパ球などの修復部隊が集められ、その異常を身体が自分で治すのです。

    

鍼を患部に刺すと、身体としては異物が侵入してきたわけですから、ちょっとびっくりして「なにか入ってきた!!」とちゃんと指令を出します。そうすると、自分の治癒力による回復が始まります。
鍼は「ほら、ここに異常があるよ」と身体に教えているのです。

    

「異常」は「いつもと違う状態」のこと。
症状が長引くと「いつもと同じ状態」ということになってしまい、もう身体はそこに異常があると認識してくれません。
そんな慢性の症状にこそ鍼治療が効果を発揮するのは、上記のようなメカニズムがあるからなのです。


    

通常、灸・マッサージ・ストレッチ治療などと組み合わせて施術いたします。
【コース・治療費はこちら】
【はり・灸・マッサージ治療の適応症状はこちら】



使用する鍼について
かさい鍼灸治療院 使い捨て鍼
    

当院では、症状や患者さんの体質に合わせて、数種類の太さや長さの鍼を使い分けています。

すべて滅菌された使い捨ての鍼ですので感染症などの心配もありません。




灸治療

    

お灸は凝り固まった筋肉を和らげたり、痛みを抑えたりするのにとても有効です。

    

特に冷えや疲労など、エネルギー不足による諸症状にはお灸の刺激が合います。
お灸の熱エネルギーを症状に適したツボに加えることで、その不足分を補って回復を促します。

    

また、お灸の香り成分にはリラクゼーション効果があり、精神的な緊張やストレスを和らげるチカラもあります。

かさい鍼灸治療院 お灸
    

使用するお灸は台座に載ったものです。
肌に直接火が触れることはありません。
じんわりと温かさが伝わってくる気持ちのよいお灸です。

    

通常、はり・マッサージ・ストレッチ治療などと組み合わせて施術いたします。
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はり・灸・マッサージ治療の適応症状
    

はり・灸・マッサージは次のような症状にとても効果的です。

    

・自律神経の調整(ホルモンバランスの調整)
・血液循環促進
・白血球量増加(=免疫力アップ)
・むくみ解消(利尿効果)
・鎮痛効果
・痙攣・知覚鈍麻・麻痺の正常化
・アレルギー体質改善
・内臓機能調整
・美容効果(アンチエイジング)
・ストレス軽減、リラクゼーションなど


    

また、WHO(世界保健機構)が認める鍼灸の適応疾患は以下の通りです。

【神経系】:
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系】:
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・五十肩・腱鞘炎・腰痛・ 外傷の後遺症(骨折・打撲・むちうち・捻挫)
【循環器系】:
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧症・低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系】:
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系】:
胃腸病(胃炎・消化不良・胃下垂・胃酸過多・下痢・便秘)・ 胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系】:
バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖・泌尿器系】:
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系】:
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え症・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系】:
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエール病・鼻出血・鼻炎・蓄膿・咽喉頭炎・ 扁桃炎
【眼科系】:
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科】:
小児神経症(夜泣・かんむし・夜驚・消化不良・偏食・食欲不振・不眠)・ 小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質改善

※鍼灸治療はこの他にも様々な症状・疾患に効果を発揮します。
  どうぞお気軽にご相談ください。